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ニキビが気になる方のメイク方法

 

今回は特別企画として、「ニキビが気になる方のメイク方法」について (美容皮膚科医 角田美英先生)、(メイクアップアーティスト 伊藤悦子先生)にお話を伺いました。                      それぞれのお立場からご意見を伺いましたが、実生活では、医学的に正しいことすべてをすべて実行できるわけではありません。                                                  皮膚科的にもニキビの方はメイク禁止という風潮が最近変わってきているようです。             また、プロのメイクの方は周囲の視線より、ご本人の視線(意識)を気にされるというお話しはたいへん参考になりました。その辺りを踏まえ、いかにニキビを悪化させないようにメイクアップをするかについて伺いました。

 

高見:ニキビの方のメイク方法について、角田先生とメイクの伊藤先生にお話を伺いたいんですが・・・。

 
角田:よろしくお願いします。
 
 
伊藤:よろしくお願いします。
 
 
 高見:それでは、それぞれの見地からお話し
   を伺って参りたいと思いますが、まず
   皮膚科のドクターの立場からニキビの
   方のメイク方法についてのご意見を伺っ
   てよろしいですか?

 
 
角田:はい、ニキビという疾患だけで考えれば、メイクはニキビを悪化させるので「ニキビのある方、
    出来やすい方は、なるべくお化粧はしないように」って言う考え方が基本ですね。
 
高見:メイクアップ化粧品は基本、油分で出来ていますからね。
 
角田:そう。ですけど、ここ3年くらいで学会でも考え方がガラッと変わってきたんですよ。
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 高見:変わったと言うと?

角田:ニキビの方はメイク禁止ということではなく、「ニキビ用メイ 
        ク」を学んでいただいて、比較的ニキビを悪化させない化粧
        品で積極的にお化粧してもいいんじゃないですかって・・・。
 
 高見:それはなぜですか?

角田:ひとつに社会的な背景があります。 image03.jpg
   今の時代、女性が毎日すっぴんだけで過ごすのは現実的に
        不可能ですから。 
   そんな生活環境で、「お化粧禁止」なんてすると、それだけで
        患者さんの心理的、精神的ストレスになってしまいます。
   そうした中でニキビを悪化させないメイクを積極的にして
   もっらて、少しでもニキビの悩みを軽減しようということが理由
        です。
 
高見:なるほど、ありがとうございます。   image58.jpg
   ニキビに化粧は禁物と言っても、それ自体、現実的ではない
        し、「化粧禁止」ということ自体が患者さんにとっては大きな 
    ストレスや悩みの種になるということですね。
 
角田:そうなんですよ。
 

高見:先ほど、「ニキビ用メイク」と言う言葉がありましたが、
   具体的にどんなメイクでしょうか?
 
角田:「ニキビ用メイク」というのは、ベースを薄く、アイラインや
   口紅などのポイントメイクは濃くして、ニキビに目がいかないように他を強調するメイク方法です。

高見:なるほど。そうすると今度は実践編になりますね。image56.jpg
   伊藤先生、この「ニキビ用メイク」に関して、具体的にこんな
   風にメイクをすればいいというようなことがあれば、教えて
   いただけますか。
  
伊藤:はい。先ほど、“ニキビに目がいかないようにする”というお話
        しがありま したけど、周囲の人の目だけではなくて、ご自分
   の目がいくかどうかということも大切だと思うんです。

高見:と言うと?
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伊藤:ニキビのある部分に、カバーも何もしないと明らかにそこばかりに目が
        いってしまって、表情が変わってしまうんです。
   そうすると、その人の本来の良い表情が減ってしまうんですよ。
 
高見:なるほど。
 
伊藤:私の場合、コンシーラーを使うことも多いいんですね。 
   もちろん、ニキビの度合いにもよりますけど・・・。
   確かにコンシーラーは油分が多いので、できれば使わないほうがいいと
   は思いますが、ニキビばかりを気にされているようであればimage52.jpg
   コンシーラーでカバーしてしまいます。
       それだけで良い表情が引き出せるんです。
 
高見:現場で実際にメイクのお仕事をされていると、なかなか理想
        通りには出来ないこともありますよね。
   芸能人の方でテレビや雑誌の撮影ならば、当然、ライトメイク
        というわけにもいかないですし。
   それに一般の方がプロのメイクさんにメイクしていただくという
        ことimage48.jpg自体、結婚式とかパーティーとか、特別なときですもの
   ね。
        そういうときにニキビができてれば、自分が一番気になってし
        まいますよね。
 
伊藤:そうなんです。それでストレスもずいぶん軽減されると思い
        ますし・・・。モデルさんの表情も変わってくるんですよ。 
   他には目元や口元のポイントメイクでニキビ以外を目立たせ
    ることもします。

角田:目元や唇はニキビができにくいですから、しっかりとメイクできますからね。

伊藤:はい。ポイントメイクで他の部分を目立たせるだけでも、その方のお気持ちまで変わるのが分かります。

高見:なるほど、現場で活躍されているプロならではお話ですね。
 
角田:ベースメイクの色についてはどうですか?
        ニキビの赤みを隠すのにグリーン系のベースが良いという風に、普段、患者さんにお話していますが・・・。

伊藤:そうですね。お顔の赤みは補色であるグリーン系の
化粧下地やパウダーを使用して周辺の肌と調和させ
   ます。
       でも、赤みを気にしている方がご自分でメイクされると、たくさんつけ過ぎてしまって、かえって毛穴が
   目立ったりしてしまう場合もあります。
   ただグリーン系で色味的な補正は出来ますので、その辺りを注意していただけばよいと思います。

 
角田:実際にお仕事でメイクしていて、ニキビに悩む方って多いですか?image46.jpg

伊藤:はい、多いと思います。それが1個でも10個でもその方の悩みの重さっ
        て一緒だと思うんです。
   でも私たちは、お医者さんのような専門的な知識でのお話しは出来ない
        ので、できればあまりメイクをしない方が良いですけど・・・っていう話を
        前提にして、今みたいな具体的にニキビを目立たなくするメイクの方法
       についての話になってしまいますね。 

高見:なるほど。最後に角田先生からニキビの方の化粧品の選びについて
   伺えますか?

角田:そうですね。ニキビ用化粧品については、まず毛穴をふさがないことが大切ですね。

    具体的には、ノンコメドジェニックの製品を使うとか、油性成分の含有量が少ないもの、できればオイル
    フリーのものが理想ですね。そういった基礎化粧品やメイクアップ化粧品を使っていただけばいいと思い
    ます。 
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高見:UVケアについてはいかがですか。
     
角田:紫外線はニキビを悪化させますし、現在、ニキビ治療をして 
        いる方はピーリング剤などで紫外線に対して敏感になってい
        る場合が多いいんです。ですから紫外線対策はとっても大切
       です。
    UVケアは日常生活用なら敏感肌用のものでSPF15くらいの
        ものを目安にしていただければと思います。

高見:なるほど。
皮膚科の先生とプロのメイクアップアーティストの方に
   それぞれのお立場から貴重なお話を伺えたと思います。image55.jpg
         角田先生、伊藤先生、どうもありがとうございました。

角田:ありがとうございました。

伊藤:ありがとうございました。
 
 
 
 
 
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