女性の疾病研究室トップ脳外科医 山王直子先生 > 病気を予防する心がけ(2)

病気を予防する心がけ(2)

2.心がけ一つで若返る ~8ヶ条プラス1~
 
高見: 感謝の気持ちを持とうとか、ポジティブに生きようとか書かれている本はたくさんありますが、
    ちょっと宗教的な感じがしないでもない。もちろん宗教が悪いというわけではないんですが、内容に
    よっては、少し引いてしまうような本もあるように思います。
    でも、しっかりした先生が医学的データを基に、たとえば感謝の気持ちを持つと、脳のこの部分がこういう
    発達をするから本当に若返るんですよ。ということを伝えれば、すごく説得力がある。
    ぜひ先生、これはしっかりした形で本に。

山王: ははははっ。でも、本当にそうなんですよ。心がけ一つで若返るんですよ。

高見: でもそこがイマイチ信用できないんで、ついつい怒ったりとか、しちゃうんですよね。
    だけど、医者がしっかりしたデータをもって、怒ると病気のリスクが高まりますよ、逆に感
謝とかして
    いれば若返ってお得ですよと言っているのであれば、怒るのは、自分が損するだけじゃないですか。
 
山王: そうなんですよ。本当にそうなんですよ。

高見: 私も一応会社の社長として、毎日仕事をしていますけど、6年間、声を荒げたことが一度もないんです
    よ。
    昔は少しけんか腰だったり、「職場は戦場」なんて言い訳したりして仕事してたこともあったんですけど、
    なんか嫌になっちゃって。独立してからは一切怒るのやめようと、公私共に。
    もちろん、社長として注意はしますけど、怒ちゃだめだって、自分で決めて。
    おかげさまでここまでやれて来ています。
    それを今日、専門の先生が若さや健康の秘訣と言ってくださったのは嬉しいですね。

山王: はい。

高見:  動機が不純というか、本当のところ、自分自身の健康のためという利己的な目的だったとしても、みんな
    が感謝の気持ちを持ったり、お互いをほめたり、明るく元気にいれば、世の中が良くなりますよね。

山王: そうですね。怒ってカーッときていると血圧も上がるし、脳も働かなくなります。
     そういうときは一旦そのことをどこかに置いておいて、別のことをするとか、気分転換するほうがいいん
     ですよ。
          若さを保つためにも。

高見: 実際、私は患者として月に一度、5年近いお付き合いを先生とさせていただいておりますが、山王先生は
         普段から本当に穏やか。

山王: そうでもないですよ。(笑)image001.png

高見: いえいえ、本当にいつ来ても先生変わらないで 
         すよ。
         何となく分かるじゃないですか、さすがに5年も
         毎月通っていれば、なんだか今日はイライラして
         いるなとか、伝わってきますよ。
         先生全然そういうことないですものね。

山王: そうですか。(笑) ありがとうございます。

高見: 先生の本を読ませていただいて、この8つの事項をご自分で実践されているから、きっといつもお若いん
           だろうなと思いました。

山王: いや、いや、まだ実践できていないところもいっぱいありますけど、そうありたいなとはいつも思っていま
           す・・・。(笑)

高見:これはご自分の内から出た8か条なんですか?

山王: ええ、これにあと、「笑うこと」を入れとけばよかったなと思って。
          だから9か条。(笑)

高見: すばらしいですね。

山王: 笑うとエンドルフィンというホルモンが出てきて、これもいいんですよ。幸せになるんです。
 
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高見: 若返りだけじゃなくて、頭痛や体調も良くなったりしませんか。

山王: もちろんそうですよ。

高見: 私自身、以前より良くなっているように思います。頭痛いときはしょうがないやって思うくらいで。
           頭痛がなければ、今日こうしてご縁を頂いてお話しすることもなかったわけですし、ある意味頭痛で
           良かったのかもしれない。
           これも自分の個性の一つと言うか、心底、そう思えるようになりましたね。

山王: それはすごいですね。

高見: ありがとうございます。
          でも以前は、お恥ずかしい話、親まで恨むようなこともありましたけど。

山王: でもそういう気持ちになりますよ。
          患者さんって、すごくつらいから余裕がなくなっちゃうんですよね。
          いろんなことに切れやすくなっちゃって、ほんのちょっとしたこと、たとえば受付けの順番が違って待たさ
          れて食って掛かっちゃうこともありますし。
image007.png        でもそういうのってきっと病気がさせていること
          なんですよ。
          それは気の持ちようで本当に変わってくることな
          んで。
          病気になってしまったのはある意味不幸ではあ
          るけれど、人に出来ない体験ができているわけだ
          から。
          病気がつらくて、なかなかそう思えない人も
          たくさんいると思うんだけど。
          その中で少しでも痛みや辛さから解放する
          お手伝いが出来ればといつも思っています。

高見: それは単なる発想の転換ということだけではなく、本当に病気になって得することもあるんだと思うんで
          す。たとえば、今自分がこうしてほとんど休みなく仕事をさせてもらっているわけですけど、もし片頭痛に
          よる強制休養がなかったら、とっくにもっと体を壊しているようにも思いますし。
          先生とのご縁も頭痛があったからですからね。
          そういう意味では片頭痛に対するストレスはほとんどないですね。
          ただ今日だけはやっぱり勘弁してほしいと思っていましたけど。(笑)
 
「病気を予防する心がけ」 おわり
「恋愛と結婚について」につづきます。
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