脳のお話(1)
脳科学と脳神経外科学
高見: いま、脳ブームっていうか、脳の本って売れてますよね。
この前も本屋で脳とついているタイトルの本が3冊もベストセラーになっていました。
脳の場合は心と密接に関連していますから、心理学だったり、理学系だったり、文系理系を問わず
いろんな方が脳を語られていますけど。今の脳ブームって何かおかしな方向に行きそうで、これって
ちょっと危険ではないですか。商業主義的な風潮というか・・・。
山王: 脳ってつければ何でも売れるみたいな・・・。そんな単純なものではないですしね。
脳だけで語れるものではないと思うんですよね。脳も体の一部だから。
高見: 本来、大脳生理学っていう学問があると思うんですけど、脳科学ってなんなんでしょうか?
山王: えー、それは私も分からないですよ。

高見: それじゃ、脳神経外科といわゆる脳科学ってどういう風に
違うんでしょうか?
山王: 脳神経外科って脳の悪い部分を治すところですからね、
ぜんぜん違いますよね。
高見: ただ、脳神経外科でも治す部位がどういう機能をしている
のかを知っていなければならないですよね。
山王: 当然、そういうことを学ばなきゃいけない、人の脳に本当にメスを入れるわけですから。
すごい責任ありますよね。
ただ机上で「ここはこういう機能で・・」ってお話されているだけよりも、もっと真剣にと言うか、現実的に
ただ机上で「ここはこういう機能で・・」ってお話されているだけよりも、もっと真剣にと言うか、現実的に
知っていなければいけないから。
脳外科医というのは、脳科学的なことを勉強した上で脳外科医をやっているわけですよね。



